みなさん,こんにちは.修士課程2年の鈴木貴行です.
私は3年前に池口研究室に配属されました. 学部の最初の3年間と研究生活の3年間は,同じ大学生活ですが全く異なります. その一つとして学会発表が挙げられます. 学部生の皆さんには,学会発表が何なのかわからない人も多いと思います, そこで,今回は学会発表とは何なのか私の経験をふまえ,池口研究室の魅力について紹介したいと思います.
学会発表とは,学会等の団体が開催している学術的な会議において発表することです. 例えば,国内の情報系の学会の一例として電子情報通信学会があります. このような学会は国ごと分野ごとにたくさんあります. したがって,毎年多くの場所で会議が開催されています.
池口研究室のウェブページにある研究成果の中に,研究会,総合大会という項があります, これらの会議は先ほど挙げた電子情報通信学会が開催しているものです. これらの会議に参加するのはほとんどが日本人です. 一方,国際会議というのは世界中の人が集まる会議で,こちらも毎年世界中の様々な場所で開催されます. このような会議で学会発表を行うことのメリットがいくつかあります.
これらの会議では,スライドやポスターを用いて,研究してきた内容を報告します. スライド発表は卒論発表会,ポスター発表は情報工学総合演習での口頭試問のようなものだと思ってもらえればいいでしょう. スライド発表は一人あたりの時間が決められていて,その限られた時間内で口頭発表を行います. その後,質疑応答があります. 口頭発表であれ,ポスター発表であれ,自分の研究内容を理解してもらうために,わかりやすいものでなくてはいけません. 私は,スライドの作成の仕方,どのようにスライドを構成するかなどを,厳しく指導されました. もちろん,文字の大きさ,色合いなどの表現も大切ですが,多くの人に理解してもらえるように様々な工夫をすることが重要です. 他の研究室でも学ぶことはできると思いますが,卒論発表会などをみれば,池口研究室の学生の発表がとても良いことがわかるでしょう.
会議は毎年いろいろな場所で行われます. 例えば私の場合,国外だとキプロス(+ギリシャ),ポーランド(+イタリア),国内だと松山(+今治),大津(+京都),札幌(+小樽),仙台(+蔵王)に行きました. 会議に出席,発表するときは,会議の前後の日程で空いている時間を見つけ,その土地を探索し,文化,歴史調査をしてくるように池口先生から言い渡されます. 観光が好きだと言う方にとっては大変魅力な点だと思います.
学会発表を行うためには,まず論文を投稿しなければなりません.特に国際会議の場合は英語なので大変です. 池口研究室ではいきなり池口先生には見てもらえません. その前に大学院生の先輩に添削,指摘してもらい.適切な文章,文法の使い方になってから,さらに池口先生の鬼のような指導が待っています. でも,そのおかげで,英語での文章の書き方など多くのことを学ぶことができました. 他の研究室でも,もちろん学ぶことはできると思いますが,池口研究室ほどは英語で論文原稿を書く機会などなかったでしょう.
国際会議には様々な国の研究者が来ます. その人たちと発表後やバンケット(会議での懇親会)のときに話をすることができます. 私が最初に会話した研究者は日本の漫画,アニメを見ており,私以上に日本のアニメに詳しいひとでした. また,黒帯(空手)を持っているある研究者と話をしたときには「なぜ日本人なのに空手をやったことがない?」と不思議がられてしまいました. このように色々な国から来た人たちと話すことで,他の国のことだけでなく,日本のことも新たに知ることができます.
学会発表をすることで多くのことが得られるということを理解してもらえたでしょうか. 池口研究室では多くの学会発表に参加しています. 池口研究室に入れば,上で挙げたようなスキルを身に付けることができると思います.
池口研究室と学会発表
鈴木 貴行
みなさん,こんにちは.修士課程2年の鈴木貴行です.
私は3年前に池口研究室に配属されました. 学部の最初の3年間と研究生活の3年間は,同じ大学生活ですが全く異なります. その一つとして学会発表が挙げられます. 学部生の皆さんには,学会発表が何なのかわからない人も多いと思います, そこで,今回は学会発表とは何なのか私の経験をふまえ,池口研究室の魅力について紹介したいと思います.
学会発表とは,学会等の団体が開催している学術的な会議において発表することです. 例えば,国内の情報系の学会の一例として電子情報通信学会があります. このような学会は国ごと分野ごとにたくさんあります. したがって,毎年多くの場所で会議が開催されています.
池口研究室のウェブページにある研究成果の中に,研究会,総合大会という項があります, これらの会議は先ほど挙げた電子情報通信学会が開催しているものです. これらの会議に参加するのはほとんどが日本人です. 一方,国際会議というのは世界中の人が集まる会議で,こちらも毎年世界中の様々な場所で開催されます. このような会議で学会発表を行うことのメリットがいくつかあります.
これらの会議では,スライドやポスターを用いて,研究してきた内容を報告します. スライド発表は卒論発表会,ポスター発表は情報工学総合演習での口頭試問のようなものだと思ってもらえればいいでしょう. スライド発表は一人あたりの時間が決められていて,その限られた時間内で口頭発表を行います. その後,質疑応答があります. 口頭発表であれ,ポスター発表であれ,自分の研究内容を理解してもらうために,わかりやすいものでなくてはいけません. 私は,スライドの作成の仕方,どのようにスライドを構成するかなどを,厳しく指導されました. もちろん,文字の大きさ,色合いなどの表現も大切ですが,多くの人に理解してもらえるように様々な工夫をすることが重要です. 他の研究室でも学ぶことはできると思いますが,卒論発表会などをみれば,池口研究室の学生の発表がとても良いことがわかるでしょう.
会議は毎年いろいろな場所で行われます. 例えば私の場合,国外だとキプロス(+ギリシャ),ポーランド(+イタリア),国内だと松山(+今治),大津(+京都),札幌(+小樽),仙台(+蔵王)に行きました. 会議に出席,発表するときは,会議の前後の日程で空いている時間を見つけ,その土地を探索し,文化,歴史調査をしてくるように池口先生から言い渡されます. 観光が好きだと言う方にとっては大変魅力な点だと思います.
学会発表を行うためには,まず論文を投稿しなければなりません.特に国際会議の場合は英語なので大変です. 池口研究室ではいきなり池口先生には見てもらえません. その前に大学院生の先輩に添削,指摘してもらい.適切な文章,文法の使い方になってから,さらに池口先生の鬼のような指導が待っています. でも,そのおかげで,英語での文章の書き方など多くのことを学ぶことができました. 他の研究室でも,もちろん学ぶことはできると思いますが,池口研究室ほどは英語で論文原稿を書く機会などなかったでしょう.
国際会議には様々な国の研究者が来ます. その人たちと発表後やバンケット(会議での懇親会)のときに話をすることができます. 私が最初に会話した研究者は日本の漫画,アニメを見ており,私以上に日本のアニメに詳しいひとでした. また,黒帯(空手)を持っているある研究者と話をしたときには「なぜ日本人なのに空手をやったことがない?」と不思議がられてしまいました. このように色々な国から来た人たちと話すことで,他の国のことだけでなく,日本のことも新たに知ることができます.
学会発表をすることで多くのことが得られるということを理解してもらえたでしょうか. 池口研究室では多くの学会発表に参加しています. 池口研究室に入れば,上で挙げたようなスキルを身に付けることができると思います.