こんにちは,現在修士1年の多々良真弓美です. 私は,2015年に池口研究室に配属されました. 皆さんは,池口研に対して何か思いがあって, この冊子を手に取ったのだと思います. 私が池口研に希望を出すことに決めてから, 現在に至るまでを書きたいと思います. 何かの参考になれれば幸いです.
私は工学部第二部経営工学科で学部時代を過ごしました. しかし,池口先生は一部経営工学科の教員だったため, 関わる機会がほとんどありませんでした. 池口先生は二部の授業を1つだけ担当していましたが, 私は他の授業を選択していました. そのため私は学部3年まで池口先生のことを知りませんでした.
学部3年の1月,研究室配属の希望を提出する期限が近づいてきたました. そのとき私は,二部のある先生の研究室に配属の希望を出そうと8割方, 意志を固めてはいたのですが, 一部の研究室を候補に入れるのもありだと考えました. 経営工学科の研究室配属のガイダンスは一部, 二部別々で行われるのですが, 一部のガイダンスに潜ることにしました. そのガイダンスではじめて池口先生を知ることになりました.
池口先生は,当時就職幹事をされていたので, そのガイダンスでは池口先生は就職についての話をされていました. 正直に言うと,「世の中コネなんだよ!」という言葉以外何も覚えていないのですが, 確かにその日に池口先生の話にひきつけられたことは覚えています. 学生たちの笑いをとりながら, 学生たちに伝えたいことを論理的にわかりやすく話していました. こんな面白い先生がいたのか, 何故この先生はこんなにも人を納得させるごもっともなことを言うのか, と思いました. その頃から池口先生の話をもっと聞きたい,この先生についていきたい,と考えるようになりました.
次に池口先生の話を聞く機会となったのが,二部の研究室配属のガイダンスでした. 池口先生はスライドを用いて池口研の研究内容の紹介をされていました. 上手く文章にはできないのですが,そのスライドに笑いを取るしかけがされていました. これもまた正直に言うと,そのスライドのことしか覚えていないのですが, それ以外にも相手を納得させる,これは正しいと思う話を確かにされていました. ユーモラスで正しいことを言う先生だ,この先生についていこう, とその日に池口研に配属希望を出そうと決めました.
つまり,たった2回のしかも合計10分程度話を聞いただけで, 「この人についていこう!」と思わせたということです. 短い話で人をひきつけられる人がこの世に何人いるでしょうか. これは池口先生のプレゼンテーション能力の高さともいえるのかもしれません. 実際,池口研で過ごすことで確実にプレゼンテーション能力は上がります. また,「この人についていこう!」と思わせるにはプレゼンの上手さだけではなく, 内容が納得させるものでないといけないと思います. 学生が社会に出る前に身に付けるべき考え方や行動を, 「〜〜は〜〜である,なぜなら〜〜だから」と論理的に池口先生は教えてくださいます. 先生にとって一番楽なのは放任主義であることだと思いますが, それをせずにわざわざ学生に伝えて指導してくださるというのは, 池口先生の心の温かさからくるものだと思います.
さて,話を戻すと, たった2回の10分程度の話を聞いただけで, 池口先生のことをあまり知らないまま池口研に希望を出し, 希望通り配属が決まりました. よくよく考えたら池口先生のことだけでなく池口研の研究内容もよく知らず, 少しばかり思慮が浅かったかな,と思いました. 研究室に行くと今まで使ったことのないMacの計算機が並び,UNIXについてもほとんど知らず, また,一部の研究室の二部生の枠は少なく,私のときは15人中2人しか二部生がおらず, 回りは知らない人だらけで,さらに不安は募りました.
しかしその不安もすぐに解消されました.配属されてすぐに, 研究室で計算機の講習会があり, 大学院生が計算機の効率的な使い方を教えてくれました. また週に1回行われる打合会や,月に1度他大学と合同で行っている勉強会で, 徐々に池口研で行われている研究について理解していきました. 池口先生は日々,研究室でどんな作業をしたのか報告を聞いてくださり, それに対してのアドバイスを欠かさずしてくださいました. これほどまでに熱心に学生の指導をしている研究室は他にないと思います. このような日々を積み重ねていき,研究テーマが決まり, 研究成果を出して学会で研究発表をするまでになりました.
楽しいことは研究活動だけではありませんでした. 池口研のOB・OGや関係者を集めてBBQをしたり, 飲み会をしてワイワイしたり, 研究室にいる間も研究活動の合間に他愛ない話をしたりしました. 思い返してみれば,毎日研究室でお腹から声を出して笑っていたような気がします. 学部4年の1年間は,学部1年から3年で過ごした3年間よりも濃くて充実していました.
以上が私の現在に至るまでです.池口研究室の魅力が伝わったでしょうか. 池口研究室で毎日研究をすると,将来必ず出世すると思います. 私も出世します.なぜならその極意を池口先生が教えてくださるからです.
出世の極意
多々良 真弓美
こんにちは,現在修士1年の多々良真弓美です. 私は,2015年に池口研究室に配属されました. 皆さんは,池口研に対して何か思いがあって, この冊子を手に取ったのだと思います. 私が池口研に希望を出すことに決めてから, 現在に至るまでを書きたいと思います. 何かの参考になれれば幸いです.
私は工学部第二部経営工学科で学部時代を過ごしました. しかし,池口先生は一部経営工学科の教員だったため, 関わる機会がほとんどありませんでした. 池口先生は二部の授業を1つだけ担当していましたが, 私は他の授業を選択していました. そのため私は学部3年まで池口先生のことを知りませんでした.
学部3年の1月,研究室配属の希望を提出する期限が近づいてきたました. そのとき私は,二部のある先生の研究室に配属の希望を出そうと8割方, 意志を固めてはいたのですが, 一部の研究室を候補に入れるのもありだと考えました. 経営工学科の研究室配属のガイダンスは一部, 二部別々で行われるのですが, 一部のガイダンスに潜ることにしました. そのガイダンスではじめて池口先生を知ることになりました.
池口先生は,当時就職幹事をされていたので, そのガイダンスでは池口先生は就職についての話をされていました. 正直に言うと,「世の中コネなんだよ!」という言葉以外何も覚えていないのですが, 確かにその日に池口先生の話にひきつけられたことは覚えています. 学生たちの笑いをとりながら, 学生たちに伝えたいことを論理的にわかりやすく話していました. こんな面白い先生がいたのか, 何故この先生はこんなにも人を納得させるごもっともなことを言うのか, と思いました. その頃から池口先生の話をもっと聞きたい,この先生についていきたい,と考えるようになりました.
次に池口先生の話を聞く機会となったのが,二部の研究室配属のガイダンスでした. 池口先生はスライドを用いて池口研の研究内容の紹介をされていました. 上手く文章にはできないのですが,そのスライドに笑いを取るしかけがされていました. これもまた正直に言うと,そのスライドのことしか覚えていないのですが, それ以外にも相手を納得させる,これは正しいと思う話を確かにされていました. ユーモラスで正しいことを言う先生だ,この先生についていこう, とその日に池口研に配属希望を出そうと決めました.
つまり,たった2回のしかも合計10分程度話を聞いただけで, 「この人についていこう!」と思わせたということです. 短い話で人をひきつけられる人がこの世に何人いるでしょうか. これは池口先生のプレゼンテーション能力の高さともいえるのかもしれません. 実際,池口研で過ごすことで確実にプレゼンテーション能力は上がります. また,「この人についていこう!」と思わせるにはプレゼンの上手さだけではなく, 内容が納得させるものでないといけないと思います. 学生が社会に出る前に身に付けるべき考え方や行動を, 「〜〜は〜〜である,なぜなら〜〜だから」と論理的に池口先生は教えてくださいます. 先生にとって一番楽なのは放任主義であることだと思いますが, それをせずにわざわざ学生に伝えて指導してくださるというのは, 池口先生の心の温かさからくるものだと思います.
さて,話を戻すと, たった2回の10分程度の話を聞いただけで, 池口先生のことをあまり知らないまま池口研に希望を出し, 希望通り配属が決まりました. よくよく考えたら池口先生のことだけでなく池口研の研究内容もよく知らず, 少しばかり思慮が浅かったかな,と思いました. 研究室に行くと今まで使ったことのないMacの計算機が並び,UNIXについてもほとんど知らず, また,一部の研究室の二部生の枠は少なく,私のときは15人中2人しか二部生がおらず, 回りは知らない人だらけで,さらに不安は募りました.
しかしその不安もすぐに解消されました.配属されてすぐに, 研究室で計算機の講習会があり, 大学院生が計算機の効率的な使い方を教えてくれました. また週に1回行われる打合会や,月に1度他大学と合同で行っている勉強会で, 徐々に池口研で行われている研究について理解していきました. 池口先生は日々,研究室でどんな作業をしたのか報告を聞いてくださり, それに対してのアドバイスを欠かさずしてくださいました. これほどまでに熱心に学生の指導をしている研究室は他にないと思います. このような日々を積み重ねていき,研究テーマが決まり, 研究成果を出して学会で研究発表をするまでになりました.
楽しいことは研究活動だけではありませんでした. 池口研のOB・OGや関係者を集めてBBQをしたり, 飲み会をしてワイワイしたり, 研究室にいる間も研究活動の合間に他愛ない話をしたりしました. 思い返してみれば,毎日研究室でお腹から声を出して笑っていたような気がします. 学部4年の1年間は,学部1年から3年で過ごした3年間よりも濃くて充実していました.
以上が私の現在に至るまでです.池口研究室の魅力が伝わったでしょうか. 池口研究室で毎日研究をすると,将来必ず出世すると思います. 私も出世します.なぜならその極意を池口先生が教えてくださるからです.