こんにちは,2014年度に池口研究室に配属された大西光です. 今は修士課程の2年生です.私が池口研究室を選んだ理由と, 配属されてよかったと思う点について記したいと思います.
まず,私が池口研究室を志望したのは最適化という分野に興味があったからです. みなさんの中にも「オペレーションズリサーチ」 という講義を履修していた人がいると思います. 正直,最初は講義内容をほとんど理解することができませんでした. しかし,試験のための勉強をしていると最適化が面白いと感じ, もっと勉強してみたいと思うようになりました. そんなとき,卒論配属ガイダンスが開催され, そこで受け取った池口研究室の資料の中に, 「カオスを用いた組合せ最適化技法の開発」というテーマがありました. このように「カオス」という視点から, 組合せ最適化について研究するのも面白いかもしれないと考え, 池口研究室を志望しました.
次に,池口研究室に配属されてよかったと思う点についてです. 一つ目が社会人になっても必要となると思われる能力が身につくことです. 池口研究室では, すでにあるソルバーなどのツールを使って研究や問題解決を行うのではなく, 自分で一からアルゴリズムを考え,プログラミングを行い, 問題に合わせたツールを作成します. もちろん,初めから上手くいくことはほとんどありません. 上手くいかない原因を考え, 改良を加えるという作業を繰り返します. この作業は確かに大変ですが, このように上手くいかない原因を論理的に考え, それを改善するという工程は, 就職してからの現場でも,強く求められる能力だと聞いています.
二つ目は,多くの発表の機会与えられることです. 池口研究室では,研究で成果をあげれば積極的に学会で発表を行う土壌があります. これは池口先生の, 「プレゼンテーションも技術なので練習を行えば必ず上手くなる」 という考えもあってのことだと思います. 私も,立命館大学 (滋賀県) で行われた学会や香港城市大学 (香港) で行われた 国際学会で発表しました. 私はもともと人前に立って自分の意見を述べたり, 発表を行ったりすることが苦手でした. しかし,学会発表を行うために繰り返し練習を行うことで 自信が持てるようになりました. その結果,無事に発表をやり遂げることができました. さらに,立命館大学での学会では学術奨励賞も受賞することができました. このように学会発表を行うことは研究成果をアピールするだけでなく, プレゼンテーション能力も向上するという効果ももたらします.
以上,池口研究室を志望した理由と配属されてよかった点について記してきました. 皆さんが研究室を選ぶ際の参考になれば幸いです. もちろん,研究は楽しいことばかりではなく壁にぶつかったりすることもあると思います. しかし,その時は池口先生や助教の藤原先生, そして周りにいる大学院生の先輩や同期のみんなにも助けてもらえる環境が, 池口研究室には整っています. 研究を頑張りたい人,学会発表を行ってみたい人には最高の環境が揃っていると思います.
私が池口研究室を「選んだ理由」と「得たもの」
大西 光
こんにちは,2014年度に池口研究室に配属された大西光です. 今は修士課程の2年生です.私が池口研究室を選んだ理由と, 配属されてよかったと思う点について記したいと思います.
まず,私が池口研究室を志望したのは最適化という分野に興味があったからです. みなさんの中にも「オペレーションズリサーチ」 という講義を履修していた人がいると思います. 正直,最初は講義内容をほとんど理解することができませんでした. しかし,試験のための勉強をしていると最適化が面白いと感じ, もっと勉強してみたいと思うようになりました. そんなとき,卒論配属ガイダンスが開催され, そこで受け取った池口研究室の資料の中に, 「カオスを用いた組合せ最適化技法の開発」というテーマがありました. このように「カオス」という視点から, 組合せ最適化について研究するのも面白いかもしれないと考え, 池口研究室を志望しました.
次に,池口研究室に配属されてよかったと思う点についてです. 一つ目が社会人になっても必要となると思われる能力が身につくことです. 池口研究室では, すでにあるソルバーなどのツールを使って研究や問題解決を行うのではなく, 自分で一からアルゴリズムを考え,プログラミングを行い, 問題に合わせたツールを作成します. もちろん,初めから上手くいくことはほとんどありません. 上手くいかない原因を考え, 改良を加えるという作業を繰り返します. この作業は確かに大変ですが, このように上手くいかない原因を論理的に考え, それを改善するという工程は, 就職してからの現場でも,強く求められる能力だと聞いています.
二つ目は,多くの発表の機会与えられることです. 池口研究室では,研究で成果をあげれば積極的に学会で発表を行う土壌があります. これは池口先生の, 「プレゼンテーションも技術なので練習を行えば必ず上手くなる」 という考えもあってのことだと思います. 私も,立命館大学 (滋賀県) で行われた学会や香港城市大学 (香港) で行われた 国際学会で発表しました. 私はもともと人前に立って自分の意見を述べたり, 発表を行ったりすることが苦手でした. しかし,学会発表を行うために繰り返し練習を行うことで 自信が持てるようになりました. その結果,無事に発表をやり遂げることができました. さらに,立命館大学での学会では学術奨励賞も受賞することができました. このように学会発表を行うことは研究成果をアピールするだけでなく, プレゼンテーション能力も向上するという効果ももたらします.
以上,池口研究室を志望した理由と配属されてよかった点について記してきました. 皆さんが研究室を選ぶ際の参考になれば幸いです. もちろん,研究は楽しいことばかりではなく壁にぶつかったりすることもあると思います. しかし,その時は池口先生や助教の藤原先生, そして周りにいる大学院生の先輩や同期のみんなにも助けてもらえる環境が, 池口研究室には整っています. 研究を頑張りたい人,学会発表を行ってみたい人には最高の環境が揃っていると思います.