卒業後の進路について

皆さん,ぜひ大学院へ進学してください. 皆さんにとっても有利です. 学士だけでなく,修士の学位を取得することにより, 優良企業への就職, さらには就職後の扱われ方も違ってきます.

研究が面白い,続けたいと考えている人は, さらに博士課程への進学をお勧めします. 大学院の修士課程を1年間で早期修了して, 博士後期課程に進学することも可能です. 池口研究室では, 2006年度に松浦隆文君 (2008年度 生体情報工学でTA担当) が早期修了し, 博士課程に進学しました. 2007年度は,加藤秀行君 (2008年度 情報工学総合演習 課題BでTA担当) が修士課程を1年間で修了し, 博士課程に進学しました. 今年度は, 島田裕君 (2008年度 情報と職業でTA担当) が修士課程を1年間で修了し, 博士課程に進みます.

博士課程まで進むと就職はどうなるの? ということも耳にします. でも心配は全く無用です! 現在まで, 池口研究室での博士課程修了者の就職率は 100% です. そして, 全員が研究職 (教員,博士研究員) として活躍しています. また,現在では,大企業の方が, 博士課程修了者を採用するようにもなっています.

池口研究室の例を見てみましょう. 2006年度修了の保坂亮介博士は, 独立行政法人 科学技術振興機構 ERATO合原複雑数理モデルプロジェクト の研究員として就職しました. 2008年度修了の木村貴幸博士は, 2008年4月から香港理工大學工程學院電子及資訊工程學系の Michael Tse 教授の研究室で博士研究員として働いています.

博士後期課程に進学すると, あるいは,博士後期課程に在籍することが決まれば, 日本学術振興会の特別研究員職にも応募することが出来ます. これに採用されると, 20万円/月+研究費150万円/年が支給されます. 池口研究室では,平成20年4月から, 博士後期課程の松浦隆文君が特別研究員に採用されることになりました! 池口研究室では歴代二人目, 情報システム工学科内でも, 歴代四人目という快挙です.

もちろん,学部から就職されてもOKです. この場合は,採用後も有利な学科推薦をお勧めします. 進学,就職に関係なく,遠慮なく相談してください.

これまでの池口研究室OBの主要な進路は以下の通りです.

池口研究室の卒業生,修了生の主な進路
学部 大学院修士課程進学, 株式会社グローバルソフトウエア, 株式会社 TKC, 株式会社東京ニュース通信社, 株式会社大塚商会, TIS株式会社, 株式会社 NEC 情報システムズ, 株式会社 コンピュータ・オートメション, 日立電子サービス株式会社,他
修士 大学院博士課程進学, 京セラ株式会社, 大日本印刷株式会社, 富士ゼロックス株式会社, 株式会社富士通システムソリューションズ, 日本電気株式会社, セコム株式会社, 東芝アドバンストシステム株式会社, ソニー 他
博士 香港理工大學, 独立行政法人科学技術振興機構, 同志社大学工学部, 東京電機大学工学部, 東京理科大学工学部, 郵政省通信総合研究所 (当時)

2009年度池口研究室構成メンバー

さて,ここまで読んできていただいて, 池口研究室での研究内容がどのようなものか, 池口研究室に所属すると, どんな楽しい生活が待っているか,お分かりいただけたでしょうか. ここで, 2009度の池口研究室に在籍メンバーを紹介します. 新年度からは, このメンバーで一年間を過ごすことになります. 楽しみながら研究を進め,共に進化変幻していきましょう.

  • 指導教員 1名
    • 池口 徹 (大学院理工学研究科 数理電子情報部門 教授,工博)
  • 大学院生 8名
    • 博士課程 3名
      • 松浦 隆文 (D3,日本学術振興会特別研究員DC2,工修)
      • 加藤 秀行 (D2,工修)
      • 島田 裕 (D1,工修)
    • 修士課程 5名
      • 本橋 瞬 (M2,工学士)
      • 河村 裕介 (M1,工学士)
      • 黒田 佳織 (M1,工学士)
      • 鈴木 貴行 (M1,工学士)
      • 原口 雄太 (M1,工学士)
  • 卒論生3〜4名程度(正確な数は未定)
    • 皆さんです!!
最後に, 池口研究室のOB,現役メンバーから, 現在行っている研究内容, 当時の想い出等をお話してもらいながら, 池口研究室の紹介を終わりにすることにしましょう. それでは, 2009年3月9日(月) に皆さんとお会いできることを楽しみに待っています!
やる気のある人,
最先端の研究をやりたい人,
遊ぶのも好きな人,
大歓迎!
研究室見学随時受け付け中.
質問があれば,何でもどうぞ!
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